クリスマスは家族で、大晦日と新年は友人同士で集まる、というのが大概のフランス人の年末年始の過ごし方。この時期は観光客に加えて、クリスマスのプレゼントを探す人達で街は大賑わい。プレゼントに何を選ぼう、と言うのは結構、頭を悩ませる事らしい。そしてクリスマスの食事は豪華で、シャンパンで乾杯、アペリティフを楽しみ、フォワグラ、スモークサーモン、牡蠣などに続き、七面鳥を食べる。もちろんその家庭によって、もう少し質素にしたりと、様々ではあるけれど。そしてデザートにはブッシュ・ド・ノエルが一般的だ。この日は本当に家族で集まるので、独り身で、特に年配の人にとっては、孤独感に襲われる、かなり辛い一日でもある。テレビのニュースではクリスマスに使う一家族あたりの予算は約6万円と伝えていた。これを多いとみるか、妥当とみるか?富裕層と貧困層の格差が大きいとはいえ、フランスはやっぱり豊かな国なのではと思う。
そして大晦日は、大人も子供も大騒ぎ。友人同士が、誰それさん宅に集まり、フェット(フランス語でパーティ)で夜中過ぎ、時には朝方近く迄、盛り上がる。この日は子供達も夜更かしがOKで、大人に混ざって踊る、小さな子供達の姿が可愛らしい。
これらの日々が終わると、お正月の余韻を味わう間もなく、大人達は2日から仕事に、子供達は3日から学校が始まるのである。
写真はペットボトルで出来たエコなクリスマスツリー。
アーカイブ
- 2016年8月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年9月
- 2015年3月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月