パリの南郊外にあり、おととし開園20周年を迎えたディズニーランド・パリ。
パリ市内や空港から専用シャトルバスもあり、年間15万人が訪れる人気の観光スポットです。
個人的には、「東京にくらべて規模が小さくガッカリする」なんて評判も聞いていて
行ったことがなかったのですが、友人から誘われて先日行ってみることに。
このところ忙しかったのでいい気分転換になりそうだし、何事も食わず嫌いはいけません。
RER A線のMarne-la-vallée chessy駅の目の前。
パリ中心Les Halles から45分くらいなので、それほど遠くには感じません。
パークディズニーランドとディズニースタジオ、2つのパークに入れる共通券を購入。
早割りや平日割引などあるものの、70ユーロを軽く超える入場料は強気。
家族連れには痛い出費だろうと想像しますが、まわりの子どもたちはそりゃあうれしそうです。
大人の私たちも、ピンクのお城やハリウッドの文字にテンションが上がってきます。
おどろいたのは、ほとんどのアトラクションが待ち時間もなくスムーズに乗れること。
日本では何時間も待った記憶のあるビッグサンダーマウンテンも5分で乗れたし、
おかげで絶叫系はほとんどすべて制覇。
スペースマウンテンはスピードが速く激しくて、降りたらフラフラでした。
映画関連のアトラクションが並ぶパークのほうには、
アルマゲドンやレミーのレストランなどのアトラクションがあり、こちらものんびりと楽しめます。
日本とちがうのは、「夢の国」を演出しつつも、どこかゆるいこと。
スペイン人ファミリーは芝生で持参したサンドイッチをかじっているし、
ゴミもけっこう落ちている。ミッキーもあまり見かけない!
けれどそのゆるさもフランスらしいと言えばらしくて、一日中たっぷり楽しんで帰りました。
ちらっと見た昼間のショーはまるきりやる気の感じられないものでしたが、
結局見られなかった夜のパレードや花火もなかなか評判がいいようで、
また来てもいいかなあ、なんて思ってしまったくらい。
アクセスもかんたんだし、英語も通じるので安心。
パリはもう十分回って日程に余裕があるという方、家族連れの方など、ぜひどうぞ。
シンデレラ城、と思っていたのに、あとでよく見たら「眠れる森の美女の城」でした