パリブログ

フランスの礼儀作法を学ぼう

「フランスの新たな面を見てみない?」年上の友人に誘われた、
7区の素敵なアパルトマンで行われるマナー講座。
マナーといっても堅苦しいものではなく、
少人数でランチとおしゃべりをゆっくりと楽しみながら、
Savoir-vivre(礼儀作法)、art de vivre(生活のアート)といった
フランス人の伝統と生活に根付いたマナーとコツを
外国人である私たちも学びとって帰ろうという趣旨です。


       ため息が出そうな美しいアパルトマンで開催されています
家に人を招いたときの礼儀作法、初対面の紹介の仕方、
会話術(独りが会話を独占しない、健康や金銭の話題は避ける)といった心得は
l’art de recevoir (招くアート)の一つ。
お土産選び、食事の作法、お礼状の送り方など、招かれる側にも心得が必要です。
貴族社会の伝統を受け継いだ作法もありますが、階級にこだわらず
ある程度の大人であれば身につけておきたい礼儀作法。
フランス人という人種はいろいろな欠点もありますが、
エレガントな物腰や豊かな会話、美しい食事マナーは世界に誇れる美点。
そして何よりも、人生をなんでもアートのように美しく、
しかも楽しんでしまおうという姿勢は、ぜひ学び取りたいものです。


講師は、ルノーなど大企業のマナー講師であり、
料理ジャーナリストとしても活躍する女性アリックス・バボワン=ジョベールさん。
パリ7区・ボンマルシェ近くの一等地にあるこの優雅なアパルトマンの持ち主は
写真左の優しい笑顔のマダム・ベアトリスさん。
代々受け継がれた家具、 優雅な銀器に囲まれていただく
ベアトリスさんお手製のランチも格別でした。

         左からベアトリスさん、アリックスさん
この講座は定期的な開催ではなく、不定期で行われています。
もし興味を持った方がいらっしゃいましたら、
parischezmoi2@gmail.comまでお気軽にお問い合わせくださいね。
レクチャーはフランス語、または英語で行われますが、
ある程度人数が集まった場合は日本語通訳をつけることも可能だそうです。

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