パリブログ

9月17、18日は文化遺産の日

まもなく、パリを訪れる方に。
9月の17、18日は年に一度の文化遺産の日です。普段は見る事のできない公的、私的な歴史的建造物が無料で、この週末のみ一般に公開されます。例えば大統領官邸のエリゼ宮、高級宝飾品のメゾン、ブシュロン等。数年前に訪れたフランスの銀行、ソシエテジェネラルの地下の金庫は圧巻です。行列覚悟の場所、予約が必要な場所もありますので、事前に下調べをして、フランス文化に触れる週末を体験してみてはいかがでしょうか?
文化遺産の日の詳しいプログラムはこちらをご参考ください。http://www.journeesdupatrimoine.culture.fr/
パリシェモアのサイトへはこちらからどうぞ http://www.parischezmoi.com/

マレで見つけた日本の猫

この所良い天気が続くパリ、街を歩くには持ってこいです。
マレにある通り、 Rue Charlot を歩いていたら、アクセサリーのブティックのウインドウの中に、ネックレスや指輪に紛れて、日本の猫を発見。まねき猫の様なポーズを取り、笑顔。お腹には満願成就と書いてあり、何だか縁起も良さそう。パリの黒い猫、ちょっとツンとすました猫もかわいいですが、日本の猫も、なんだかホッとする可愛いらしさです。パリを歩く時は、時々ちょっと歩くテンポを落として、周りをもう一度見てみると、こんなちょっとした瞬間があって更に楽しいです。
あいにく朝早すぎたのか、お店は閉まっていましたが、次回、ご紹介しようと思います。
パリシェモアのサイトへはこちらからどうぞ http://www.parischezmoi.com/

Archives Nationales  - マレにある静かな一角

マレのお散歩は楽しいですよね。ウィンドーショッピングも良し、街行く人を見るのも良し、お茶をするのも良し。そしてマレのお店は、殆どが日曜日でも開いています。
そのマレの一角にある Archives Nationales (アーシーブ ナショナル)は、この夏から、中庭を一般に解放しています。マレの中にある、ちょっとした憩いの場所。ベンチがあるので、そこでのんびりと空を見たり、緑を眺めたりと、歩き疲れて静かに一休みをしたい時に、足を運んではいかがでしょう。
もともとこちらの建物は、フランス国立中央文書館という名の通り、国の重要な史料の保存・閲覧のため、
フランスのパリに設けられた国立の中央文書館で、その歴史はフランス革命があった18世紀までさかのぼり、ナポレオン一世の時代に、マレにあった貴族の館を改装し、ほぼ現在の形になりました。
フランスに住むと書類の多さにびっくりしますが、ひょっとして古くから書類を保管する、このような歴史的背景もあるのかもしれませんね。
Archives nationales Hôtel de Soubise
住所 : 60, rue des Francs-Bourgeois 75003 Paris
庭の解放時間 : 8時 〜 17時 (冬期10月最終日曜日から3月最終日曜日迄)
       : 8時 〜 19h時 (夏期)
メトロ : Rambuteau, Hôtel de ville, Châtelet–les Halles, Saint-Paul
お近くのパリシェモアのアパルトマン
*マレ/バスチーユの中の下記3区、4区にあるアパートが比較的近いです。
: 北マレ リュ・ドゥ・ブルターニュ
: エチエンヌマルセル”NEW”
: リュ・シャルロ”NEW”
: オテル ドゥ ヴィル
: ル・ マレ
: マレ サント・クロワ4階
: マレ サント・クロワ ステユデイオ
: マレ サント・クロワ プルミエ

パリはもう秋?

パリはなんだかすっかり、秋のような天気。そして街の木々は、夏の緑から、やや茶色がかった色へと、もうすでに変わり始めています。そして9月は雨が多い月です。でも、そんなパリも憂いがあって、ある意味パリっぽくっていいですよね。ウッディアレンのパリを舞台にした最近の映画、Midnight in Paris の中でも、主人公のアメリカ人の作家が『雨の中のパリが好きだ! 』って言ってます。(ちなみにこの映画、かなり現実離れしていて笑えます。そしてサルコジ大統領の奥様、カーラ様がガイド役で、ご出演。)
パリをこれからの季節ご旅行される方は、日本の高品質の折りたたみ傘(こちらの物はすぐ壊れる)と、重ね着できる洋服をお持ちになって、秋のパリを満喫して下さい。

料理をしたくない日には。。。

暑くなったり涼しくなったり。気温の変化がはげしい最近のパリ。
日本の猛暑とは比較にもなりませんが、もちろん暑い日も「たまには」あります。
そんな日、料理をするのがいやになったりしませんか? キッチンって暑いですし。。
そんなとき私が駆け込む場所、それは。。。
冷凍食品のスーパーマーケット「Picard ピカール」!
お総菜、肉や魚はもちろん、野菜や果物、スイーツまでなんでもそろっています。
フランス人の間でも人気で、国内に800店舗以上あるのだそう。
そして冷凍なのに、かなりおいしい! さすが美食の国の裾野は広い。。と感心します。
私のいちオシは、クスクスとフォンダンショコラ。パリにきたらぜひお試しくださいね。
下にご案内するのはごく一部の店舗です。かなりいろいろな所にあるので探してみてください
カルティエラタン  121 RUE MOUFFETARD
マレ地区 48 RUE FRANCS BOURGEOIS / 14 RUE ETIENNE MARCEL
サンジェルマン地区 24 RUE DU DRAGON 75006

お店が提案するレシピもおしゃれです

ギャルソン・レース@マレ

買い物客でにぎわう週末のマレ地区を、トレイを持って駆け抜けるギャルソンの集団。
5月15日におこなわれた、カフェのウエイター(ギャルソン)がトレイにグラスをのせて走り、
その早さを競うというユニークなレースの様子です。
ヴォージュ広場から、アパルトマンサントクロワ通りの脇を通って、
リヴォリ通りのゴールまで約3kmのコース。優勝者には賞金2000ユーロが贈られるそうです。
早さはもちろんのこと、グラスを倒さないように走らなければならないので至難の業。
奮闘するギャルソンたちに、沿道から大きな声援が送られていました。

春になってやっと見つけた

今上がり調子という感じのTF1(フランス国営テレビ)のジャーナリスト ローランス・フェラーリや素敵なパリジェンヌが、さいきん、目立たないリングだけの細めのネックレスをしている。
それが欲しくて、冬からずっとサンジェルマンデプレやプランタンなど機会があるたびに
探してたのですが、同じようなモデルが見つからないままでした。
そうしたら今日、灯台下暗しとはこのことで、パリシェモアの新しいアパルトマン
マレシャルロのすぐ下のお店で発見!
かわいいパリジェンヌがアクセサリーを作っていて、すぐに長さも直してくれて値段も手頃。
シルバーで65ユーロでした。夏に向けて、繊細で涼しげなチョーカー、シンプルなネックレス、
リングなど、機会があればどうぞ。
この通りRue Charlotはフィガロジャパンなどにもよく登場する通りで、
おもしろそうなお店がたくさんあったので、また散策してみます!
Monsieur  57 rue Charlot 75003 PARIS
http://www.monsieur-paris.com

ピクニック日和

ここのところパリはお天気がよく、汗ばむくらいの日差しと新緑が心地いいお出かけ日和です。
こんなときは、飲み物とパン屋さんで買ったキッシュなどを持って即席ピクニック。
都会ピクニックの定番はなんといってもセーヌ川沿いで、
square du vert galant(シテ島のはじっこの三角部分)やサンルイ島では、
カップルや友だち同士がのんびり座っておしゃべりしたり、お昼寝したり。
ちょっと意外な場所が、歩行者専用の橋「ポンデザール」の上。
晴れた日の午後、ルーブルとフランス学士院を結ぶ美しい鉄製の橋を通ると、
学生たちのグループを中心に、お菓子をつまんだり、楽器を演奏したりと
思い思いのピクニックを楽しんでいます。

写真奥はフランス学士院。アカデミーフランセーズなど学術団体が集まるフランスの知の殿堂です

フレンチレストラン「Le Rubis」のブログに紹介いただきました

北九州市小倉北区のフレンチレストラン「Le Rubis ル・ルビー」
オーナーさんによるブログ「路地裏レストラン」で、パリシェモアをご紹介いただきました。
滞在された9区トレヴィーズ周辺の環境やキッチンなど気に入っていただけたようで、私もうれしいです。
ブログではアパルトマン近くの個性派スーパーや、パリのビストロ情報も紹介されています。
食のプロならではの視点で、とても参考になりました。どうもありがとうございました!
Le Rubis 北九州市小倉北区馬借1丁目 4-19 熊本ビル1F
オーガニック野菜などこだわりの食材を使った、気取らない雰囲気の素敵なフレンチレストラン。
お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね。

HOPE JAPAN

4月6日、「HOPE JAPAN」という東日本大震災チャリティコンサートに行ってきました。
場所はシャンゼリゼ劇場。本来は小沢征爾が「フィガロの結婚」をやる予定
でしたがそれがキャンセルになり、チャリティコンサートに変更になったのです。
高田賢三さんによる大きなポスターが飾られただけのシンプルな舞台。
まずは賢三さんが被災地の状況を説明し、
「日本人の思いやり、協調性を誇りに思う」と、涙声での日本語スピーチ。
その後、オペラ界、バレエ(オペラエトワールのNicolas Le Riche)や
ダンスの(Akram Khan)、音楽界(Khatia Buniatishvili)などのアーテイストが登場。
短期間でよくここまで著名人が集まったと感心する豪華なプログラムでした。
俳優Lambert Wilsonは、当地に住むフランス人から届いた「仙台からの手紙」と
岩手出身の詩人・宮沢賢治の「雨ニモケズ」の仏語訳を朗読。
手紙は被災地の様子を細かく伝え、大変ななかでも細かい思いやりで気遣い、
日本人はみんな明るく助け合っている、また星がきれいだという詩的な内容でした。
「雨ニモマケズ」の朗読では感動して涙するフランス人もいました。
このコンサートのチケットはすぐに完売。会場前は当日席で入りたい人であふれ、
観客席には有名ジャーナリストや著名人の姿もちらほら。
日本人として心に強く強く触れるイベントで、エレベータで一緒になった
見知らぬフランス人も口々に、非常にいいイベントだったと言っていました。
こちらは日本のような自粛ムードなどはありませんが、
フランス人の日本への特別な熱く深い想いを強く感じた夜でした。
最後に、プログラムに載っていた小沢征爾からのメッセージを紹介します
Tonight I was originally scheduled to be here with you the Nozze di Figaro with my young music academy orchestra.
I was very sad this had to be cancelled but So Happy when I heard all my colleague artists have decided so generously to join together in this terrible time Japan is going through.
I would like to warmly thank to take part in this event and to thank all of you attending this evening.
Your message of Hope and Solidarity that you send us tonight means So much to me and I am sure to all the Japanese people. thank you!!
Seiji Ozawa

翌日にNHKでも報道されていました