パリブログ

パリの初雪

今朝、目覚めたら窓の外は一面の雪景色。
外の気温はマイナス2度でしたが、
うれしくなって勢いよく窓を開けて写真を撮りました。

寒波はヨーロッパ全体を覆っているらしく、
フランス南部のボルドーやトゥールーズでも積雪で
列車や空の便に影響が出たようです。
ナポレオンの出身地として知られる地中海のコルシカ島でも、
数十年ぶりの雪が降ったとか。
パリの積雪はたった数センチでしたが、この気温では溶けずに
地面が凍る可能性もあり、転んだりしないよう足下に注意が必要です。
さらに明日6日はエールフランスのストも始まるため、空路もやや混乱しそうです。
どこかに出かける予定の皆さんは、早めの出発を心がけてくださいね。

野菜、足りてますか?

冬になると、なんだか野菜不足になるような気がすると言ったら
ほとんどの友人が「ウンウン」と同意。
夏なら山盛りサラダを食べるけれど、冬は身体を冷やすから敬遠しがちだし、
日本ほど冬野菜のバリエーションが豊富でないのも原因のひとつかもしれません。
野菜不足を感じたとき、私が駆け込むレストランが「ナナシ」。
元「ローズベーカリー」の日本人シェフ遠藤カホリさんが開いたお店で、
オーガニック野菜のサラダやフレッシュジュースがいただけるデリ風レストラン。
サラダとシリアルのセット(その名もbentoベントー)やスープ、おにぎりもあり、
和食ではないけれど、和食に通じるしみじみとした素材のおいしさを感じます。
難点はといえば、今日はヘルシーに徹しようと思っていたのに、
抹茶を使ったデザートやロールケーキがこれまたおいしくて、
いつもお腹いっぱいに食べてしまうことでしょうか…。
パリ市内に2店舗あり、
10区のお店はパリシェモアのアパルトマン10区北マレ レピュブリック
マレ地区の2店舗目は3区リュ シャルロのすぐそばです。
旅行中の野菜不足対策にも、ぜひどうぞ。
NANASHI PARADIS(10区)
31 RUE DE PARADIS 75010 PARIS
T 01 40 22 05 55
NANASHI CHARLOT(マレ店)
57 RUE CHARLOT 75003 PARIS
Tel 01 44 61 45 49
両店とも月〜土 12〜深夜0時まで、日曜は12〜18時まで

おしゃれな食堂風の店内は、いつもフランス人でいっぱい

バレンタインデー企画 by パリ市役所

パリ市がバレンタインデーに「あなたの愛のメッセージを市内170ヶ所の電光掲示板に表示します」を企画。やや、ベタですがフランスらしいですよね。それも企画元がパリ市と言う所が笑えます。
「2月8日の夜中まで、バレンタインの相手に送るメッセージ(160字)を考える時間があります」の触れ込みでパリ市のHPに募集要項があります。パリ市HP係から選ばれた、100のメッセージが2月14日の朝6時から夜中12時迄、市内、電光掲示板に映し出されるそう。
パリに住む人に恋する方、応募してみてはいかが? 
募集要項詳細
http://www.paris.fr/stvalentin
パリでの滞在は魅力溢れるフランスのアパルトマン、パリシェモアで。
http://www.parischezmoi.com/

暖冬のパリ

パリの今冬は暖冬です。前冬までは何度も雪が降ったり、チュイルリー公園の池が凍ってたりしましたが、今冬は東京よりも暖かい毎日です。そのせいか、何故か冬なのに蚊がいて、寝てる間に刺されたり、何だか調子が狂いますね。
パリ市庁舎の前に、毎年この時期に登場するスケートリンクは、氷の表面が若干融けています。暖冬だと、夜の散歩もしやすいですが、冬はやっぱり寒くって、吐く息が白く見えたりした方が、なんとなくパリの空気にしっくり合うような気がします。そしてこの時期を彩るイルミネーションも寒いからこそ、その明りが余計に際立って冬の街並に色を添えるのではと。
どちらにしてもパリは美しいので、寒かろうが暖冬だろうが、それぞれに楽しめることは間違いありません。
そして、明日1月11日からはソルドですよ!円高もあって、かなりのお得感です。
写真は Hotel de Ville パリ市庁舎前のスケート場。
パリシェモアのアパルトマン、4区 オテル ドゥ ヴィル4区 マレ サント・クロワ4区 ル・マレから歩いてすぐです。

新年からすごいお知らせです

新年あけましておめでとうございます。
皆様、どんなお正月を過ごしましたか?
前回の記事でもお伝えした通り、フランスではあまり新年祝賀ムードがなく、
年越しパーティが終われば普段と同じ生活。
にぎやかな日本のお正月と、お雑煮、おせちが恋しいこの頃です…。
さて今回は、パリシェモアよりスゴイお知らせがあります!
女優の川島なお美さんが、なんと、パリシェモアのアパルトマンに滞在!
アパルトマンを拠点に、ワインと美食の手ほどきをする本
「ワンテーマ指さし会話 パリ×ワイン」(情報センター出版局/880円)
が発売されました。美食家で知られるなお美さんによる、
パリのレストランやワインショップの情報が満載の、
役立つ小さなガイドブックです。
そして同じ出版社から、「ワンテーマ指さし会話 パリ×スイーツ」
(内坂芳美著 880円)も発売。こちらは料理研究家の内坂芳美さんが、
同じくパリシェモアのアパルトマンに滞在して、スイーツを中心とする
パリのおいしいもの情報を惜しみなく紹介しています。
どちらの本でも、パリシェモアのお部屋の写真や滞在の感想が掲載され、
スタッフとなお美さんが一緒に映った写真もあり…
アパルトマン近くのおすすめのお店紹介もあり…
照れくさいですが、とっても素敵な本に載せていただいてうれしいかぎり。
どちらもパリ旅行に必携のガイドブックですので、
ぜひぜひ書店で手にとってご覧くださいね。

パリの年末年始

クリスマスは家族で、大晦日と新年は友人同士で集まる、というのが大概のフランス人の年末年始の過ごし方。この時期は観光客に加えて、クリスマスのプレゼントを探す人達で街は大賑わい。プレゼントに何を選ぼう、と言うのは結構、頭を悩ませる事らしい。そしてクリスマスの食事は豪華で、シャンパンで乾杯、アペリティフを楽しみ、フォワグラ、スモークサーモン、牡蠣などに続き、七面鳥を食べる。もちろんその家庭によって、もう少し質素にしたりと、様々ではあるけれど。そしてデザートにはブッシュ・ド・ノエルが一般的だ。この日は本当に家族で集まるので、独り身で、特に年配の人にとっては、孤独感に襲われる、かなり辛い一日でもある。テレビのニュースではクリスマスに使う一家族あたりの予算は約6万円と伝えていた。これを多いとみるか、妥当とみるか?富裕層と貧困層の格差が大きいとはいえ、フランスはやっぱり豊かな国なのではと思う。
そして大晦日は、大人も子供も大騒ぎ。友人同士が、誰それさん宅に集まり、フェット(フランス語でパーティ)で夜中過ぎ、時には朝方近く迄、盛り上がる。この日は子供達も夜更かしがOKで、大人に混ざって踊る、小さな子供達の姿が可愛らしい。
これらの日々が終わると、お正月の余韻を味わう間もなく、大人達は2日から仕事に、子供達は3日から学校が始まるのである。
写真はペットボトルで出来たエコなクリスマスツリー。

マレ中心の気軽なレストラン

以前ブログで紹介したrue Vieille Temple のレストランglouと
同じオーナーの店jaja。今年春頃にオープンしたばかりのレストランです。
マレ地区で何か食べようというと、なかなかおいしくて、サッと食べられて、
値段も手頃なところが少なかったけれど、ここはおススメ。
ランチメニューは16ユーロから、野菜も多く、量もちょうど。
若くて素敵なパリジェンヌが、素早くサービスしてくれるのが嬉しい。
地下には大きなテーブルもあるので、予約すれば大人数でも大丈夫。
夏にはテラス席も気持ち良さそうです。
パリシェモアのアパルトマン、4区マレサントクロワステュディオサントクロワ
サントクロワプルミエからたった30mほど。
4区オテルドビルル・マレからも徒歩ですぐです。
jaja
3, rue Sainte Croix de la Bretonnerie 75004
tel. 0142747152 毎日営業

「自分用パリみやげ」の決定版。オーダー帽子をどうぞ

おしゃれな店が集まる界隈として知られているサンジェルマンデプレ。
いかにもパリらしい、さりげなくおしゃれでセンスのいいブティックが並ぶ中でも、
私がイチ推しのお店、それが「La Cerise sur le chapeau」です。
ここは、型や色を選んで自分のオリジナルの帽子が作れるオーダー帽子店。
帽子店といっても、いわゆる「英国王室風」のパーティ用ではなくて、
パナマやフエルト素材のリアルクローズな帽子。価格は100〜160ユーロ程度です。
特に色は素材とリボンの色、組み合わせの選択肢が豊富で、
カラフルな帽子たちは見ているだけでウキウキ! 
ネットでも買えるのですが、やっぱり来店してサイズと型、色を試すのがベター。
自分に一番似合う、とっておきの帽子をさがしてくださいね。
La Cerise sur le chapeau ラ スリーズ シュル シャポー
11 rue Cassette 75006
11-19h 日、月休
お近くのパリシェモアのアパルトマン
6区サンジェルマン
6区リュードセーヌ

ポンピドゥーで草間弥生展開催中!

ふとテレビを観ていたら、アーティスト草間弥生さんの作品が映し出されて
よく見れば、今週から始まった展覧会のお知らせ。
なんと、11/10から来年1/9まで、
あの、ポンピドゥーセンターで大きな展覧会が行われているのだそうです。
このポンピドゥーセンターは、
ピカソやマティスをはじめ、カンディンスキー、デュシャンやボイスなど
20世紀から現在のアーティストの作品が所蔵されている
パリを代表するミュゼ。
(ちなみにルーブル美術館には19世紀半ばまでの作品が、
オルセー美術館は19世紀半ばから1914年までの作品というように、
年代別に分かれて展示されているのです)
今回の草間弥生さんの展覧会はレトロスペクティブで、初期の水玉絵画から、
ニューヨーク時代のパフォーマンスや彫刻とインスタレーション、
近年の作品に至るまで、いろいろな作品が集結しているよう。
各メディアにも大きく取り上げられ、その注目度はかなりのもの。
すごく楽しみですが、混雑を避けてゆっくり観るため、
少し落ち着いたら足を運ぼうと思っています。
皆様もぜひ、パリで「草間ワールド」に浸ってくださいね。
ポンピドゥーセンター Centre Pompidou
Exposition KUSAMA YAYOI
11-21h 火曜休
お近くのパリシェモアのアパルトマン
オテルドヴィル 
マレ・サントクロワ4階
マレ・サントクロワ プルミエ
マレ・サントクロワ ステュディオ

パリ市の写真美術館@マレ

「ヨーロッパ写真美術館 Maison Européenne de la photographie」は、
1996年にオープンしたパリ市所有の写真美術館。
フロアや部屋ごとに複数のアーティスト、テーマの展示が同時進行で開催され、
来年1月迄の「ウィリアムクラインとローマ」、「アルバニア写真史」をはじめ、
興味深い展覧会が目白押しです。
マレ地区に残る18世紀の館を改装した建物や庭も見どころ。
オープニングなどの日を除けばさほど混雑もなく、のんびりと鑑賞できます。
ミュージアムパス利用可で、毎週水曜17時以降の入場無料なのもうれしいところ。
サンポール駅から徒歩2分。オテルドヴィルルマレマレサントクロワなど当社アパルトマンから徒歩10-15分程度です。
Maison Européenne de la photographie ヨーロッパ写真美術館
5/7 rue de Fourcy 75004 Paris
11-20h 月、火曜休
http://www.mep-fr.org/