パリブログ

パリでコルシカ気分

大工事を経て美しく広々と生まれ変わったレピュブリック広場。
アパルトマン10区北マレレピュブリックのそばで、
庶民的なレストランも多く、お散歩しても楽しい界隈ですが、
今回は友人と待ち合わせて、駅そばのコルシカ料理のお店へ行ってみました。

ナポレオンの生まれた地として有名なコルシカ島。
フランス人の夏のバカンス先としても定番です。
名物は豚肉料理(生ハムやサラミ)、山羊のチーズやコクのあるワイン。
パリにはちゃんとしたコルシカ料理専門店もありますが、
今回は気軽に飲みながら少しづつ食べたいと思い、
カフェっぽい佇まいのこのお店をチョイス。正解でした。

アンティパストとハム、サラミ類、フレンチフライの盛り合わせ。
これだけでお腹いっぱいになります。
この前菜盛り合わせとチーズの盛り合わせだけで十分満足ですが、
ジューシーなハンバーガーなどのメインもなかなかおいしそう。
2本赤ワインを空けましたが、名前が覚えられず。。。
でもどちらも絶品でした。
大人数でわいわい飲みながらというのが楽しいお店です♬
Le Balbuzard café
54 rue rene boulanger 75010

のみの市日和

北フランスのリールで毎年行われている
のみの市Braderie de Lille。
200万人! の人出があるというヨーロッパ最大ののみの市で、
ニュースなどでも毎年とりあげられており、
いつか行きたいと思っていた念願がようやく叶ったのでした。

天気が良く、評判通りのすごいにぎわい。この通りはまだ静かなほうです。

いわゆるフリーマーケット風のお店から、プロの骨董商までジャンルは幅広く、
見ているだけであっという間に一日が過ぎてしまいました。

お腹がすいたら、北フランス名物のムール貝&ポテトフライ、ビールに舌鼓♬
外で過ごすのもちょうどいい気候の今、パリ市内でも毎週末あちこちで
こうしたマーケットが開催されます。
BrocanteやVide-Grenierと呼ばれ、下記サイトなどで情報が手に入ります(フランス語)。
カフェのノベルティグッズやアンティークレース、
皮装丁の古書など、フランスらしいおみやげも安く手に入りますよ〜
http://vide-greniers.org/
http://brocabrac.fr/

いつでもわいわい、15区のビストロ

手頃なフレンチが少ないエッフェル塔周辺、
しかも大抵のお店が閉まる日曜日に友人とディナーすることになり、
そうだ、ここがある! と駆け込んだお店「La Cantine du Troquet Dupleix
ラ カンティーヌ デュ トロケ デュプレックス」。
バスク系名ビストロとして知られる「ル・トロケ」のシェフが
新たに開いたレストランで、フランスにはめずらしい、年中無休のビストロです。
カンティーヌとは食堂という意味で、その名の通り店内は気取らない雰囲気。
それなのに料理は、写真を見ればわかる通り、とても丁寧に作られています。
アラカルトで頼めて何人かでシェアもできて
前菜10ユーロ前後、メインが15~20ユーロ、グラスワインが5ユーロ程度と
抜群のコストパフォーマンス。
バスクらしく豚肉やタラの料理がおすすめ、
前菜にとっためずらしいマテ貝ソテーも絶品でした。
アパルトマン15区デュプレックスのそばで
大通り沿いにあり、真っ赤なテントが目印です。
いつ通りかかっても店内は満席、予約をとらないお店なので、
早い時間帯に行くのがコツです。
La Cantine du Troquet Dupleix
53 bd de Grenelle 75015
無休  営業時間 7:00~22:45(日9:00~)

リサイクルと助け合いの精神

アパルトマン ポルト・ドゥ・ヴェルサイユポルト・ドゥ・ヴェルサイユ2
そばにある見本市会場Paris Expo Porte de Versaillesは、
モーターショーやモードの展示会などで世界的に知られている場所です。
ここで来週日曜日に行われる見本市が「SALON EMMAÜS サロン エマウス」。
人道派の神父アベ・ピエールによって設立されたエマウスは、
家具や日用品、衣服などの不要品を修理、販売する活動をしていて、
この日はそうした品物の一大即売会。
新品同然に修繕された家具などが安価で手に入るから、
買う側にもメリットがあるし、
修理などではたらいている人たちは元ホームレスなどだから、
彼らの社会復帰のお手伝いもできる。
相互補助とリサイクル、いいことづくしの活動を目にするいい機会でもあります。
衣類やアクセサリーなどの小物もあるので、
掘り出し物も見つかるかも?

SALON EMMAÜS 6月16日(日)
Paris expo Porte de Versailles Pavillon 2
9h30-19h 入場料3ユーロ

ローズベーカリーで初夏のブランチ

丸の内や新宿にもお店ができて、
すっかり日本でもおなじみのローズベーカリー。
オーナーのローズさんは英国人ですが、一号店が生まれたのはパリ。
おいしくてヘルシーなデリの先駆けとして、
パリジェンヌの間で瞬く間に評判になり、早10年が経過しました。
初夏の心地よさに誘われて友だちと出かけた日曜日、
軽めのランチをしようと久しぶりのローズベーカリー マレ店へ。
3区のアパルトマンリュ・シャルロからも近く、
周辺はマルシェもあって散歩にもってこいです。
お店に入ると、今一番人気の女性コメディアン ローランス・フォレスティーが、
幼い娘とブルドッグを連れてランチしていました。
(パリの人は必ずこういうとき周りも「知らんぷり」していて、
だから有名スターも平気でその辺のカフェでお茶飲んだりするのです。
家の近所のカフェのテラスでエマニュエル・べアールを見たときは
目を疑いました。。。。目立ち過ぎ!)
場所柄このように芸能人やファッション関係者も多いおしゃれなお店ですが、
それでいて友だちの家のような温かな雰囲気があり、
来るたびホッとさせてくれます。
カウンターに並ぶサラダやパウンドケーキは見ているだけでウキウキ。
今回私がとったのはミニピザとサラダ2種のセット14.5ユーロ。
キヌアのきのこサラダが絶品でした。
友だちが頼んだショウガキャロットジュースも、ヘルシーでさわやかな味。
テーブル数の少ない店内はいつも満席ですが、
そんなときにはテイクアウトにして、
アパルトマンのお部屋でゆっくり楽しんでくださいね。
Rose Bakery マレ店
30 rue Debelleyme 75003
月曜休み
その他ボンマルシェやバスティーユのMaison rouge内、9区にもお店があります

パリにも桜が咲いた

 
日本に遅れること数週間、パリにもやっと春が訪れました!
ポカポカを通り過ぎて汗ばむほどの気候になったこの週末、
パリ植物園Jardin des plantesでは桜が満開。
マグノリアやプラタナスなどフランスならではの植物にまじって、
2本だけ植えられたこの桜はひときわ華やかで、
たくさんのフランス人たちが周りで写真を撮っていました。
私も久しぶりに見る桜に、つかの間の花見気分を味わいました!
ちなみに、パリでは桜はそれほど多くありませんが、
パリ南郊外のソー公園では、たくさんの桜が咲き乱れる一角があって、
日本のようなお花見風景が見られます。
こちらは植物園の桜より開花時期が遅いそうなので、
もうすぐ咲き始める頃でしょう。
このパリ植物園はメトロJUSSIEU駅からすぐ。
5区カルティエラタン2カルティエラタンステュディオ
5区ムフタール25区リュ・パスカルからも歩いて10分程度です。

トラムは延びるよ…

セーヌ川を中心に、1〜20区までの行政区がパリ。
その外側に広がるのがIl de Franceイルドフランスと呼ばれる首都圏で、
空港やベルサイユ、フォンテーヌブローなどがそうした地域に入ります。
今の仏大統領が進めている「Grand Paris」は、
2030年完了を目標に、この郊外に大きく交通網を広げようというプロジェクト。
ゆくゆくは、CDG空港と市内を一本でつなぐ線ができたり、
現在14線のメトロは18線まで増える予定で、より便利になりそうです。
すでに交通網が十分に網羅しているパリ市内ですが、
その中で今工事が進んでいるのは、路面電車トラム。
14区アレジア213区モンスーリの目の前にもトラムT3が走っていますが、
西のPont de Galiano(ベルサイユ行きバスの発着駅)から東のヴァンセンヌまで
パリの南部分ぐるりと取り囲むように延長して、とても便利になりました。
13区のチャイナタウンも、ヴァンヴのみの市までもトラム一本でラクラク移動。
新しい車両で乗り心地も快適、
メトロと違い、車窓からの景色が楽しめるのも魅力の一つです。
観光でパリに来るとついタクシーやメトロを使ってしまいがちですが、
トラムを見かけたら、ぜひぜひ利用してみてくださいね。

リピーターのお客様に支えられて

ホームページからお申し込みをいただいているパリシェモアのアパルトマン。
大々的に雑誌やネットに広告を出しているわけではないのに
こうして長年続けてこられたのは、
旅行や出張でパリに来るたびに「あの部屋空いてますか?」と連絡をくださったり、
「パリシェモアのお部屋、よかったよ」とご友人に紹介してくださる、
リピーターの皆様の支えがあってこそです。いつも本当にありがとうございます!
北九州の小倉北区にあるフレンチ&ワイン酒場 ル・ルビーLE RUBIS 様も
何度もご利用いただいているリピーターのお客様。
先日は5区リュ・パスカルにご滞在いただき、シェフのブログ
「機能的でおしゃれ、またこのお部屋に泊まりたい!」と紹介いただきました。
このブログでは、パリや南仏の最新!おいしい情報もいっぱい。
プロ目線でのレストランのチョイス、ワインの銘柄など、とっても参考になります。
ぜひ皆さんもご覧くださいね。
北九州 路地裏のレストラン – ル・ルビー/小倉北区
以前の記事でも紹介しましたが、ほかにも、ブログでアパルトマン滞在の様子を
綴ってくださっている方がいます。リンクを併せてご紹介します!
旅のノートのブログ Bonne Nouvelle
Eh bien… フィトテラピスト  中根知子のフードブログ
粟野真理子のパリおしゃれ通信

ノートルダムの鐘が聞こえる和風フレンチ

おいしいタジンを食べに行こうと友人に誘われて向かった
「Les Degres de Notre Dame」。
ノートルダム寺院のすぐそば、静かな小径にあるレストランです。
メニューを見て友人と???  メインの献立には牛ほお肉の煮込みや
シーフードの小鍋仕立てなどが並び、おいしそうではありますが、
あれれ? タジンやクスクスは….?
とそこへ、サービス係の日本人男性が登場。
実は数ヶ月前にオーナーチェンジして、北アフリカ料理店から
和風フレンチ料理店に変わった、と説明してくれました。
なるほど、見ればスタッフの多くが日本人。生サーモンの前菜があったり、
うどんとウニを使った小鉢が登場したりと食材も調味料も和洋折衷です。
タジンは食べられませんでしたが、丁寧に作られた一皿一皿に感激。
サービスも親切で、コスパも抜群です。
私たちは前菜・メイン・デザートの35ユーロのコースを選びましたが、
小さなポーションのタパス(5ユーロから)もあり、小食な人にもぴったり。
今度日本から遊びにくる、「グルメでお酒好きだけど
しっかりフレンチは苦手」という友人カップルをどこに連れて行こうと
悩んでいたのですが、このお店なら安心して案内できそう。
5区ノートルダムノートルダム2のアパルトマンからは目と鼻の先。
抜群のロケーションとあたたかなもてなしで、素敵な思い出がつくれそうです。
Les Degrés de Notre Dame
10rue des grands degres 75005
tel 01 55 42 88 88

La Régalade パリのおいしいビストロここにあり!

予約がとりにくいレストランはパリにいくつもありますが、
その人気を何年もずっと維持しているお店は多くはありません。
14区の住宅街にあるLa Régalade ラ レガラードは、
オープンから約10年以上ずっと連日満員!
飾らないビストロ然としたお店ですが、
おいしいお料理がお手頃な値段で食べられるうれしいお店です。
前に行こうとしていたときに予約がとれずあきらめたのですが、
今回は金曜の夜にもかかわらず運良く予約がとれて、
日本から来た食いしん坊、ワイン好きの友人と行ってきました。
前菜、メイン、デザート3品のプリフィクスメニュー。
前菜の前においしいパテと田舎パンが出てきて
これがまたおいしくてつい食べてしまいます。
メニューは季節で変わっていきますが、仔羊やフォアグラ、トリュフなどを使い
シェフの工夫をこらしたメニューばかり。
ワインの値段も良心的で、23ユーロくらいのブルゴーニュ白は大当たりでした。
前菜はフォアグラのムース仕立てはフワフワの食感に感激、
メインのお魚もいろいろな食感と味がまじりあい、星つきレストランにも劣らない工夫です。
お腹いっぱいでしたが、グランマルニエのスフレも完食。
やわらかく香り高い上品な味で、お店の名物デザートです。
このお店の魅力は、これだけのお料理がワインを入れて50ユーロでおさまるところ。
14区アレジア2からはなんと徒歩数分ですので、滞在中ぜひ足を運んでください。
予約が必要ですが、かんたんな英語なら大丈夫なはずなのでぜひ予約にチャレンジ。
店員さんからゆっくりメニューの説明を(英語で)してもらうためにも
平日のなるべく早い時間(19時台がベター)に予約しましょう。
ちなみにこの本店の他サントノレ店もオープン、こちらも連日満員だそうです。
La Regalade
49 avenue Jean Moulin 75014 Paris
Tel.01 45 45 68 58
土日休、月曜の昼休
La Régalade  2号店(サントノレ)
123 rue Saint-Honoré 75001 Paris
TEL.01 42 21 92 40