パリブログ  月別アーカイブ: 2016年 5月

シャンパンの街・エペルネーとランスへ(1)

 

シャンパンの生産地として知られるシャンパーニュ地方の街ランスとエペルネー。

TGVが開通して、パリからランスまでなんと約45分!

カーブ巡りや大聖堂見学など見どころ満載、パリから日帰りで十分楽しめます。

 

まずは、エペルネーへ。パリ東駅から列車で1時間強。

昨年、ブドウ畑丘陵の風景と「シャンパン大通り」が

ユネスコ世界遺産に指定されて観光にも力が入る、落ち着いた美しい街です。

 

「シャンパン大通り」とは、エペルネーの鉄道駅から数分の場所にある、

老舗シャンパンメゾンの建物が並ぶ大通り。

モエシャンドンといった世界的に有名なメゾンがそれぞれに大きな敷地と建物を持ち、

シャトーと呼ばれるほど超豪華な来賓用建物などもあって、その眺めは壮観。

そしてこの地下には、110km以上!という巨大なカーブが広がっているのだそうです。

 

epernayav

 

epernayorangerie

カーブを見学する前に、まずは少し街歩き。

フランスでも有数の裕福な街だそうで、確かに道もキレイ、

駅前の公園も庭園のように整備されています。

大通りに面して市の観光局もありました。

 

epernayporte

 

サンマルタン門。16世紀の修道院と教会の門だけが残っています。

 

次回に続きます。

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動くルーブル

 

言わずと知れた世界最大の美術館・ルーブル。

近頃ひんぱんにルーブルに行く機会があり、あらためて気づいたこと。

それは、絶えず美術館の展示内容が変化しているなあ、ということです。

 

元々王宮であり、歴代の王様や皇帝が改築を重ねているルーブル宮は、

ミュージアムとなってからも様々な改築が行われました。

一番有名な大改築計画は、1989年のルーブル大計画。

この工事によって、ガラスのピラミッドや地下入口のナポレオンホールが誕生しました。

古い建物を利用しているからこそ、工事、改修が必須なわけです。

 

現在、特にリシュリュー翼のフランドル絵画のセクションは大工事が行われていて、

フェルメールやレンブランド、ルーベンスの作品のほとんどを見ることができません。

せっかくのお目当てが見られないのは残念ですが、

さいきん修復を終えて美しくなった「サモトラケのニケ」、

その他「ミロのヴィーナス」や「モナリザ」、「ナポレオンの戴冠式」など名作がたくさん。

見学は、2〜3時間程度の時間をとってゆっくりと見学してみてくださいね。

 

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