パリブログ カテゴリー別アーカイブ: パリの日々

デコシェモアに大物あらわる!

雑貨ショップ「Déco Chez Moi」は、おしゃれなマレ地区にあるだけあって
ファッション関係者がたくさん来店します。
そして先日、ついにすごい大物が来てくれたのでした。
ジョン・ガリアーノ!
何日かの間を空けて、2回も来店してくれました。
前回はベルベットのクッションカバーをじっくり見つめて、
店の名刺を持って帰っていったのですが、
今回はお連れの方に、お店の看板商品の一つである、
ガラスの精巧なランプシェードを見せたくてやってきた模様。
家の廊下のところに飾りたいとか、手刺繍のスザニの生地をながめて
「C’est tres beau。。。(キレイだねえ)」と言っていました。
店でかかっていた音楽に合わせ鼻歌も歌って、気さくなお兄さんという雰囲気。
勇気を出して、写真を撮っていいか聞いてみました。
すると… 気軽にOK!

撮った写真を見て、目の下のクマがやだな〜。
連れの方は何いってるの大丈夫よなんて話しをしていて…
怖い外見のイメージとは裏腹に、とてもやさしそう。
どうもありがとうございました! また来てくださいね。

パリの初雪

今朝、目覚めたら窓の外は一面の雪景色。
外の気温はマイナス2度でしたが、
うれしくなって勢いよく窓を開けて写真を撮りました。

寒波はヨーロッパ全体を覆っているらしく、
フランス南部のボルドーやトゥールーズでも積雪で
列車や空の便に影響が出たようです。
ナポレオンの出身地として知られる地中海のコルシカ島でも、
数十年ぶりの雪が降ったとか。
パリの積雪はたった数センチでしたが、この気温では溶けずに
地面が凍る可能性もあり、転んだりしないよう足下に注意が必要です。
さらに明日6日はエールフランスのストも始まるため、空路もやや混乱しそうです。
どこかに出かける予定の皆さんは、早めの出発を心がけてくださいね。

バレンタインデー企画 by パリ市役所

パリ市がバレンタインデーに「あなたの愛のメッセージを市内170ヶ所の電光掲示板に表示します」を企画。やや、ベタですがフランスらしいですよね。それも企画元がパリ市と言う所が笑えます。
「2月8日の夜中まで、バレンタインの相手に送るメッセージ(160字)を考える時間があります」の触れ込みでパリ市のHPに募集要項があります。パリ市HP係から選ばれた、100のメッセージが2月14日の朝6時から夜中12時迄、市内、電光掲示板に映し出されるそう。
パリに住む人に恋する方、応募してみてはいかが? 
募集要項詳細
http://www.paris.fr/stvalentin
パリでの滞在は魅力溢れるフランスのアパルトマン、パリシェモアで。
http://www.parischezmoi.com/

暖冬のパリ

パリの今冬は暖冬です。前冬までは何度も雪が降ったり、チュイルリー公園の池が凍ってたりしましたが、今冬は東京よりも暖かい毎日です。そのせいか、何故か冬なのに蚊がいて、寝てる間に刺されたり、何だか調子が狂いますね。
パリ市庁舎の前に、毎年この時期に登場するスケートリンクは、氷の表面が若干融けています。暖冬だと、夜の散歩もしやすいですが、冬はやっぱり寒くって、吐く息が白く見えたりした方が、なんとなくパリの空気にしっくり合うような気がします。そしてこの時期を彩るイルミネーションも寒いからこそ、その明りが余計に際立って冬の街並に色を添えるのではと。
どちらにしてもパリは美しいので、寒かろうが暖冬だろうが、それぞれに楽しめることは間違いありません。
そして、明日1月11日からはソルドですよ!円高もあって、かなりのお得感です。
写真は Hotel de Ville パリ市庁舎前のスケート場。
パリシェモアのアパルトマン、4区 オテル ドゥ ヴィル4区 マレ サント・クロワ4区 ル・マレから歩いてすぐです。

パリの年末年始

クリスマスは家族で、大晦日と新年は友人同士で集まる、というのが大概のフランス人の年末年始の過ごし方。この時期は観光客に加えて、クリスマスのプレゼントを探す人達で街は大賑わい。プレゼントに何を選ぼう、と言うのは結構、頭を悩ませる事らしい。そしてクリスマスの食事は豪華で、シャンパンで乾杯、アペリティフを楽しみ、フォワグラ、スモークサーモン、牡蠣などに続き、七面鳥を食べる。もちろんその家庭によって、もう少し質素にしたりと、様々ではあるけれど。そしてデザートにはブッシュ・ド・ノエルが一般的だ。この日は本当に家族で集まるので、独り身で、特に年配の人にとっては、孤独感に襲われる、かなり辛い一日でもある。テレビのニュースではクリスマスに使う一家族あたりの予算は約6万円と伝えていた。これを多いとみるか、妥当とみるか?富裕層と貧困層の格差が大きいとはいえ、フランスはやっぱり豊かな国なのではと思う。
そして大晦日は、大人も子供も大騒ぎ。友人同士が、誰それさん宅に集まり、フェット(フランス語でパーティ)で夜中過ぎ、時には朝方近く迄、盛り上がる。この日は子供達も夜更かしがOKで、大人に混ざって踊る、小さな子供達の姿が可愛らしい。
これらの日々が終わると、お正月の余韻を味わう間もなく、大人達は2日から仕事に、子供達は3日から学校が始まるのである。
写真はペットボトルで出来たエコなクリスマスツリー。

Nuit Blanche 眠らない夜 – 続き

先日の土曜日の Nuit Blanche は、好天も重なり、ものすごい、人、人、人でした。Purple Rainと言うタイトルで、紫に光るイルミネーションの中に雨を降らせ、プリンスの曲をかけている、タイトルそのまんまな作品があって、中に入ろうと思ったら、3時間は並ぶのではないかと思われるすごい行列で、断念しました。それにしてもフランス人は結構ミーハーというかイベント好きで、みんな平気で並んでいます。この日は夜遅くになっても街には若者だけでなく、家族連れの姿も見られました。
写真の作品はとてもシンプルなライティング。作品の前でカップルや、友達同士、みんな写真をとっていました。
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Nuit Blanche 眠らない夜

明日の土曜日は毎年恒例の Nuit Blanche。本来の意味は徹夜するとか、眠れない夜を過ごすですが、2001年からパリでは、この名称で一晩中、国内外のアーティストの作品を展示するイベントを行っています。今年のプログラムを見ると、ジャズのコンサート、ライティングや音を駆使したプロジェクション、日本人アーティストの名前も並びます。もしたまたまパリにいる方は、明日の晩は夜更かししてみては?
詳しいプログラムはこちら。http://nuitblanche.paris.fr/
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L’été indien à Paris

10月に入ろうとしているこの時期、パリには夏の陽気が戻ってきた。この気象現象をフランス語で、L’été indien(インディアンの夏)、と言うらしい。おかげでカフェのテラスはどこも満員。夜も気温が下がらず、街はまた、バカンス気分になっている。フランス人の友人からは、フェイスブックに、テラスでパーティー、ピクニックといったお誘いが届いてみたり。
写真は夜中でも賑わいを見せるテラスがある、年中無休24時間営業の、オ・ピエ・ドゥ・コション。20年ぶりに足を運んだのだけど、、オニオンスープは当時と変わらず美味しくて、さすがビストロの老舗です。1区リュ・デュ・ジュール1区ジュールbisからは徒歩1分です。夕食が遅くなってしっかり食べるのは気が進まないけど、ちょっと食べたいな、って時に、オニオンスープはおすすめです。
オ・ピエ・ドゥ・コション (Au Pied de Cochon)
6 Rue Coquillière, 75001 Paris
Tel : 01 40 13 77 00
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レジオン・ドヌール宮

年に一度の文化遺産の日に(今年は9月の17、18日でした)、左岸のオルセー美術館のすぐそばにある、レジオン・ドヌール宮を見学に行きました。
これは、ナポレオン1世によって制定されたフランスの栄典制度で、現在でもフランスの最高勲章である、レジオン・ドヌール勲章の勲位局がある場所です。元大臣、名誉知事、オリンピックで活躍した選手、軍功のあった人、文化に功績のあった人達が受賞します。外国人にも授与され、日本人では、作曲家の山田耕筰、画家の藤田嗣治、池田理代子、北野武、大江健三郎、黒沢明といった方々が受章しています。
ドイツの王子フレデリック・ド・サルム・クリブールの依頼により、18世紀の後半に建築家ピエール・ルソーによって作られた宮殿の中は非常に豪華で、ティールーム、ダイニングルーム、直径13メートルもある広々とした円形型のサロン等があります。また同じ敷地内には、博物館も併設されていて、こちらは普段も一般に公開されています。受賞の時に着用したマント、勲章にまつわる品々、過去の受賞者の肖像画等を見ることができます。
この日は、素敵な軍服に身を包んだお兄さん達がいっぱいいて、それを見るのも面白かったです。
来年、文化遺産の日にパリを訪れる機会があったら、是非、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
他の場所に比べて行列も少なく、ほぼ待たずに入場できました。

お近くのパリシェモアのアパルトマン

7区 ヴァレンヌ
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9月17、18日は文化遺産の日

まもなく、パリを訪れる方に。
9月の17、18日は年に一度の文化遺産の日です。普段は見る事のできない公的、私的な歴史的建造物が無料で、この週末のみ一般に公開されます。例えば大統領官邸のエリゼ宮、高級宝飾品のメゾン、ブシュロン等。数年前に訪れたフランスの銀行、ソシエテジェネラルの地下の金庫は圧巻です。行列覚悟の場所、予約が必要な場所もありますので、事前に下調べをして、フランス文化に触れる週末を体験してみてはいかがでしょうか?
文化遺産の日の詳しいプログラムはこちらをご参考ください。http://www.journeesdupatrimoine.culture.fr/
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