パリブログ カテゴリー別アーカイブ: パリの散歩

カナルサンマルタンの大掃除

 

アパルトマン「10区北マレ レピュブリック」にもほど近い、

パリジャンのお気に入り散歩コースである運河・カナルサンマルタン。

おしゃれなお店やカフェも多く、とても過ごしやすい界隈です。

 

このサンマルタン運河がなんと14年ぶりの大掃除。

写真の通り、水を全部抜いて川底をさらう大作業です。

川底からはゴミのほかショッピングカート、自転車などが出て来てびっくり。

 

そういえば「処分代を払うのがいやで中古車をセーヌ川に沈める」という

ウワサを聞いたことがあるのですが、川に捨てるのがフランス人の習性なのでしょうか。。。

 

 

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中世〜現代の建築を集めた博物館 Cité de l’Architecture et du Patrimone

セーヌ川をはさんで北側、やや小高い場所に立っているシャイヨー宮。

広げた翼のような形で2つに並ぶ建物の間から、

エッフェル塔がとびきり美しく見えるというので有名な場所です。

目前に望むエッフェル塔に気をとられがちですが、

シャイヨー宮内には有名な劇場やいくつかの博物館などが入っていて意外な穴場。

第一日曜で入場無料というのを利用して、その中にある

建築・文化財博物館Cité de l’Architecture et du Patrimoneに行ってみました。

 

中に入ると、いきなり目に飛び込むのが教会など中世の建築の実物大の複製。

たとえばシャルトル大聖堂の大扉や、ランス大聖堂の有名な彫刻「微笑みの天使」などが

ずらりと並び、その精密さと迫力にびっくり。

上階には近代〜現代の建築の模型や設計図などが並びます。

行く前は、建築を専門にしている人のための博物館かなという先入観があったのですが、

ステンドグラスの制作方法なども展示されていて、幅広い層が楽しめるようになっています。

 

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帰りには地上階のカフェテリア「Café Carlu」で休憩。

セルフサービスの気軽な店ですが、窓の外にはエッフェル塔が目前に広がり迫力満点、

近くに寄ったらぜったいに行ってほしいおすすめスポットです。

 

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Cité de l’Architecture et du Patrimone

1, place du Trocadéro et du 11 novembre 75116

火曜定休

100周年のドームとさかさまツリー

オペラ座の裏手にある老舗デパート・ギャラリーラファイエット内の巨大ツリー。

とんがり部分が下を向いて吊るされた、めずらしい「さかさまツリー」です。

100周年を迎えたというステンドグラスのドーム天井によく映えて、うっとりするような美しさです。

 

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人気のカルティエを散策してみました♬

Bobo(ボボ)と呼ばれる、趣味がよくて様々な流行をつくりだす若きパリジャンたち。

彼らが集まる地区には おいしくてセンスのいいレストランやカフェがあり、

活気に満ちてあふれています。
11月から登場した新アパルトマン「10区ボンヌヌーベル」近辺もそんな地区。

9区カデ9区グランブルバール9区トレヴィーズのアパルトマンからも至近で、

オペラ座へも歩いていけるパリの中心地なのに、どこか下町情緒も残る住みやすい地域です。
観光帰りで疲れているとき、気軽にお持ち帰りグルメが楽しめるのはアパルトマン滞在の醍醐味。

「10区ボンヌヌーベル」から歩いて数分、イートインもテイクアウトも可で気軽に立ち寄れる、

おすすめレストランをご紹介します。
*オーガニックレストラン PINSON 58 rue du Faubourg Poissonnière
*気軽なベトナム料理 CANTIN(E) 66-68 rue du Faubourg Poissonnière
*手作りビザ FONZARELLI  62 rue du Faubourg Poissonnière

 

「10区ボンヌヌーベル」は近日ホームページに情報アップ予定。

それまで待ちきれない方は、直接お問い合わせくださいね。

 

 

写真左上からPINSON、FONZARELLI、下段がCANTIN(E)

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のみの市日和

北フランスのリールで毎年行われている
のみの市Braderie de Lille。
200万人! の人出があるというヨーロッパ最大ののみの市で、
ニュースなどでも毎年とりあげられており、
いつか行きたいと思っていた念願がようやく叶ったのでした。

天気が良く、評判通りのすごいにぎわい。この通りはまだ静かなほうです。

いわゆるフリーマーケット風のお店から、プロの骨董商までジャンルは幅広く、
見ているだけであっという間に一日が過ぎてしまいました。

お腹がすいたら、北フランス名物のムール貝&ポテトフライ、ビールに舌鼓♬
外で過ごすのもちょうどいい気候の今、パリ市内でも毎週末あちこちで
こうしたマーケットが開催されます。
BrocanteやVide-Grenierと呼ばれ、下記サイトなどで情報が手に入ります(フランス語)。
カフェのノベルティグッズやアンティークレース、
皮装丁の古書など、フランスらしいおみやげも安く手に入りますよ〜
http://vide-greniers.org/
http://brocabrac.fr/

パリの専門店

デパートや大型店舗におされて、小売店や専門店が街から
少しずつ消えていくという現象は、日本もフランスも同じ。
それでもパリの場合、「これを買うならこの店」と人々に長く愛されて、
老舗の風格を保っている専門店がまだまだ残っています。
カルティエラタンにある「Au vieux campeur」は、
スポーツ用品、アウトドアの専門店。
創業は1941年と業界では老舗です。
このお店のユニークな点は、
「ダイビング」「ウィンタースポーツ」「ハイキング」などのカテゴリー別に
1軒1軒お店があり、5区のRUE DES ECOLES周辺に
なんと30軒近くのお店があること。
この近辺を歩いて、看板に見覚えのある方もいると思います。
専門店だけに品揃えも抜群で、特にスポーツ愛好家でなくても
何か探しものがあればこの店へ、というほど。
耐久性の高いバックパックや地図もあるので、
旅行者の方も見て楽しいお店です。ぜひ近くの方は足を運んでみてくださいね。
Au vieux campeur
48 rue des Ecoles 75005 を中心に徒歩5分圏内に29軒のブティック

アメリの八百屋さん

モンマルトルのアパルトマン「ユトリロ」近くの小径を歩いていて、
ふと見つけたこのお店。
そう、分かる人には分かるかも?
店の外観というよりも、看板と店頭に飾ってある
ポスターや切り抜きでピンとくる方もいるかもしれません。
そうここは、映画「アメリ」に登場していたお店。
アメリがいたずらを仕掛ける、
店主のおじさんコリニョンがいた八百屋さんです。
映画とは店構えがだいぶ違って、実際はアリさんという店主さんが
経営しているミニスーパーですが、昔の店主がコリニョンという名前だったそうで、
今でも上のほうにレトロな看板が残っています。
公開から10年近く経った今もお店を訪れる観光客が絶えないのだそうです。
アメリがはたらいていたカフェはガイドブックでもよく紹介されていますが、
この八百屋さんはあまり紹介されていないですね。
私にとっては、まだ渡仏して間もない頃で、
フランス語の勉強のためにと繰り返し観た、思い出の映画でもあります。
もう一回観直してみようかな?
Maison Collignon (アメリの八百屋さん)
53 rue des trois Frères 75018

近くのアパルトマン
18区ユトリロ
18区ジュルジョフラン

手動のメリーゴーランド

先日マルモッタン美術館に行ったとき。
メトロLa Muette駅から美術館へ向かう途中に通った
ラネラグ公園で、なんともレトロなメリーゴーランドを発見。
どことなく味わいのある顔立ちの小型の木馬ばかり。
おじいちゃんたちが一生懸命写メを撮っているのもほほえましい光景です。
子どもたちを乗せたら、ゆっくりと回転スタート。
写真ではわかりずらいのですが、おじさんがぐるぐるレバーを回しています。
小さな公園ですが、優雅な雰囲気の家族連れが多くのんびりムード。
美術館帰り、サンドイッチでも買って一息つくのにぴったりです。

モリゾの展覧会 マルモッタン美術館

当社のアパルトマン「16区ジャスマン」から
歩いて15分の場所にあるマルモッタン美術館。
印象派という名前の元となったモネの絵画「印象・日の出」をはじめ、
モネの睡蓮の連作、ルノワールの作品などの所蔵品で知られていますが、
パリはなにしろルーブルやオルセーなど必見美術館が多すぎて、
まだ行ったことがない、という人も多いかもしれません。
印象派の女性画家ベルト・モリゾの展覧会があると知り、
私自身も数年ぶりに足を運んだマルモッタン美術館。
19世紀の美術史家でコレクターだったポール・マルモッタンが、
屋敷と自身のコレクションをフランス学士院に寄贈したのが
元となり、さらにモネの遺族からの素晴らしい印象派絵画コレクションが
加わって、世界的に知られるミュゼとなりました。
フランスにはめずらしく撮影禁止で、残念ながら館内の写真はありませんが、
それが館内の落ち着いた雰囲気をかもしだしているのかも。
すべての地下スペースを使ったモリゾの展覧会もとても充実していました。
絵画はもちろんですが、以前来たときには
作品を見るのに夢中で目がいかなかった、優雅な邸宅と調度品、
庭や目前のラヌラグ公園の緑などもゆっくり鑑賞。
心地のよい空間で素晴らしい作品を楽しめる
このミュゼの魅力を、あらためて発見した一日でした。
マルモッタン美術館
2, rue Louis-Boilly 75016
10-18h 木曜は20hまで 月曜休館
ベルトモリゾの展覧会は7月1日まで

パリ植物園に出かけよう

4月9日月曜はイースターの祝日。
世間は春休みムードで、子ども連れの家族の姿をよく見かけます。
パリというとおしゃれなブティック、カフェ…といったイメージがありますが、
ファミリーに人気のスポットもたくさん。
その中でも、パリ5区にあるJardin des plantesパリ植物園は
お子様連れの人はもちろん、大人も楽しめる
緑に囲まれた気持ちのいいおすすめスポットです。
広大な公園といった感じの敷地の中に、動物園や温室、自然史博物館などが並ぶ園内。
その発祥は18世紀まで遡るという歴史ある動物園には、
フラミンゴやレッサーパンダなどがいて、規模こそ小さいものの十分の見応え。
そして圧巻は、さまざまな動物の剥製がずらりと並ぶ動物進化博物館と
巨大な恐竜の復元や化石がところ狭しと展示されている古植物学陳列室。
建物や展示の仕方も美しく、さすがフランスと感心することしきりです。
パリ植物園Le Jardin des plantes
57, rue Cuvier 75005
アールヌーヴォーの鉄骨の建物にそびえる恐竜の復元