パリブログ カテゴリー別アーカイブ: グルメなパリ

日本の居酒屋がパリにできた!

サンミッシェルのレストラン街を一本入った
静かな通りにある和食店「れんげ」。
日本のおしゃれな居酒屋がパリに誕生した! と話題のお店です。
軒先の緑が見えて、京都に来たような落ち着いた雰囲気のお店。
唐揚げやお刺身、牛たたきや枝豆など、
定番の居酒屋メニューがそろっています。
しかも一品一品ていねいに作られていて、とてもおいしいのです。
コストパフォーマンスもよく、お酒の種類も豊富です。
日本食が恋しくなり、ちょっとつまみとお酒をと思ったときにおすすめ。
このほっこりとした雰囲気は、パリジャンにも大人気。要予約です。
近くのアパルトマン
5区ノートルダム5区カルチエラタン25区カルチエラタンステュディオ5区ソルボンヌ

マルシェ・アンファンルージュのフレンチ

3区北マレ リュ ドブルターニュ3区リュ シャルロにほど近い
屋内型マルシェ・アンファンルージュ。
アフリカ、イタリアン、和食などたくさんのレストランが出店していて、
休日のランチなどにぴったりです。
今回紹介するのはフレンチの「l’estaminet レスタミネ」。
おいしいという評判を聞いていましたが、ついいつも隣のモロッコ料理店のタジン、
クスクスに惹かれてなかなか行く機会がなく、今回やっと食べることができました。
南フランスにいるような素敵なテラスのお店です。
前菜のズッキーニのスープは、蜂蜜ムースの甘味とチーズの塩味が不思議な調和。
さっぱりと絶妙、新鮮なおいしさです。
ポークはキャラメル味で甘さ加減も抜群。
全体に甘辛がうまく調和されて、味のセンスの良さに感心しました。
メニューは13、5〜18ユーロ。店員さんもとても感じよく、おすすめの店です。
L’estaminet des enfants rouges
39 rue de Bretagne 75003
営業時間  9-20時 日曜のみ9-15時 月曜休

素朴なスイーツでのんびりティータイム

おいしくて手軽なレストランやマルシェがあるムフタール通りに、
またしても素敵なお店を発見しました。
パリではめずらしいカップケーキやシフォンケーキが食べられる
アメリカンなサロンドテ「Sugarplum」。
キャロットケーキやブラウニーなど、素朴な甘さの自家製スイーツは
フランス菓子とはまた違った心安らぐおいしさ。
オーガニックのお茶も、ルイボスや中国茶など種類豊富で、
たっぷり大きめのポットで供されるのもうれしく、
ついつい長居してしまう居心地の良さです。
近くのアパルトマン
5区カルティエ・ラタン カルティエラタン・ステュディオ カルティエ・ラタン2
5区ムフタール  ムフタール2
Sugarplum Cake shop
68 rue du Cardinal Lemoine 75005
月曜休 12-19h

エッフェル塔そばの韓国料理店

春を迎え、パリシェモアでは新しいアパルトマンが続々と登場しています。
エッフェル塔にほど近い「15区エッフェル」もその一つ。
界隈はユネスコも近いことから、少し高級でインターナショナルな雰囲気もあり、
治安もよく、女性の一人旅でも安心のアパルトマンです。
今回紹介するのは、この「15区エッフェル」のすぐ下にある
韓国料理レストラン「MIJU」。
フランスで韓国料理?と思うかもしれませんが、一般的にフランスの韓国料理店は
辛さ控えめ(仏人が辛いものが苦手なため)で、価格も手頃。
日本人旅行者にとって、胃にもお財布にも優しくおすすめです。
ここ「MIJU」は、まだ新しく小さなお店なのでガイドブックなどには
ほとんど紹介されていませんが、
心のこもった自家製メニューが自慢の家庭料理のレストラン。
お昼のメニューは12ユーロ程度でボリュームたっぷり、たくさんの副菜つき。
夜は牛肉とタコの鍋(2人分29ユーロ)というめずらしい絶品メニューもあります。
近くのアパルトマン
15区エッフェル
15区コメルス
MIJU
62 rue de la Fédération 75015
日曜休

15区はおいしいものがいっぱい

近頃パリシェモアでは、パリ15区の物件がじょじょに増えてきました。
この界隈はフランス人に人気のある上品な住宅街。エッフェル塔をのぞけば
旅行客の姿を目にすることはなかったのですが、
近年はおいしいレストランやおしゃれなショップのオープンで活気づき、
短期滞在者も楽しめる町に変貌を遂げました。
オペラ地区へのアクセスの良さも魅力だし、治安面も安心で、
パリシェモアスタッフもイチオシの界隈なのです。
この15区にあるレストラン、これからも折に触れて取り上げていきますが、
まず最初に私がおすすめするのがバスク料理レストラン「Afaria」。
生ハムやエスプレット唐辛子、お菓子、南西部のフォアグラ、タパスなど、
おいしい名物が盛りだくさん。若いシェフが始めたまだ新しいお店ですが、
雑誌で「パリ一のバスク料理レストラン」に選ばれ、パリ中からグルメたちが
集まっています。おすすめはいろいろ味わえるMENU DEGUSTATION
ムニュ・デギュスタシオン55ユーロ。おなかをすかせて行きましょう。
2月に登場したコメルスを始め、3月中にも15区に新アパルトマンが登場予定。
抑えめ価格がうれしいポルトドベルサイユも引き続き取り扱い中です。
くわしくはサイトをご覧ください!
Afaria 
15rue Desnouettes 75015
日曜休 01 48 56 15 36


お店の外観写真はお店のフェイスブックページよりお借りしました©afaria

野菜、足りてますか?

冬になると、なんだか野菜不足になるような気がすると言ったら
ほとんどの友人が「ウンウン」と同意。
夏なら山盛りサラダを食べるけれど、冬は身体を冷やすから敬遠しがちだし、
日本ほど冬野菜のバリエーションが豊富でないのも原因のひとつかもしれません。
野菜不足を感じたとき、私が駆け込むレストランが「ナナシ」。
元「ローズベーカリー」の日本人シェフ遠藤カホリさんが開いたお店で、
オーガニック野菜のサラダやフレッシュジュースがいただけるデリ風レストラン。
サラダとシリアルのセット(その名もbentoベントー)やスープ、おにぎりもあり、
和食ではないけれど、和食に通じるしみじみとした素材のおいしさを感じます。
難点はといえば、今日はヘルシーに徹しようと思っていたのに、
抹茶を使ったデザートやロールケーキがこれまたおいしくて、
いつもお腹いっぱいに食べてしまうことでしょうか…。
パリ市内に2店舗あり、
10区のお店はパリシェモアのアパルトマン10区北マレ レピュブリック
マレ地区の2店舗目は3区リュ シャルロのすぐそばです。
旅行中の野菜不足対策にも、ぜひどうぞ。
NANASHI PARADIS(10区)
31 RUE DE PARADIS 75010 PARIS
T 01 40 22 05 55
NANASHI CHARLOT(マレ店)
57 RUE CHARLOT 75003 PARIS
Tel 01 44 61 45 49
両店とも月〜土 12〜深夜0時まで、日曜は12〜18時まで

おしゃれな食堂風の店内は、いつもフランス人でいっぱい

マレ中心の気軽なレストラン

以前ブログで紹介したrue Vieille Temple のレストランglouと
同じオーナーの店jaja。今年春頃にオープンしたばかりのレストランです。
マレ地区で何か食べようというと、なかなかおいしくて、サッと食べられて、
値段も手頃なところが少なかったけれど、ここはおススメ。
ランチメニューは16ユーロから、野菜も多く、量もちょうど。
若くて素敵なパリジェンヌが、素早くサービスしてくれるのが嬉しい。
地下には大きなテーブルもあるので、予約すれば大人数でも大丈夫。
夏にはテラス席も気持ち良さそうです。
パリシェモアのアパルトマン、4区マレサントクロワステュディオサントクロワ
サントクロワプルミエからたった30mほど。
4区オテルドビルル・マレからも徒歩ですぐです。
jaja
3, rue Sainte Croix de la Bretonnerie 75004
tel. 0142747152 毎日営業

駅の中でロマンティックディナー

パリのリヨン駅構内にある「Le Train Bleu」は、
「ニキータ」など映画の撮影にも使われたフレンチレストラン。
有名店にもかかわらず、これまで行ったことがなかったのですが、
友人の結婚パーティーで、初めて行く機会を得ました。
1900年パリ万博の際、グランパレなどと同時につくられたという広〜いお店。
彫刻や天井画で飾られ、まるで美術館のようなゴージャスな内装。
噂にたがわず、素敵です。
ラムやフォアグラなど正統フレンチをいただきましたが、
ステーキの焼き加減も、きびきびとしてプロフェッショナルな
ギャルソンのサービスも完璧でした。
なぜこのお店を選んだのかと新郎新婦に聞いたら、
初めてのデートの思い出の店だそう♥
次々と発着する列車を眼下に眺めながらのデートは、
さぞかしロマンティックだったことでしょう。
皆様も、素敵な旅の思い出にどうぞ。
Le Train Bleu ル トランブルー
Gare du Lyon Tel 01 43 43 09 06 毎日営業
お近くのパリシェモアのアパルトマン
12区ドメニル
11区バスティーユ

「エレーヌダローズ」でお得なワンプレートランチ

前々回のブログで紹介した「パッサージュ53」がミシュラン2つ星を
獲得したというニュース。本当においしかったから、当然とも言える結果です! 
さらに人気が出て、予約がとれなくなりそうで心配ですが。。。
さて今回紹介するのは1つ星シェフの店「エレーヌダローズ」。
なんだか始終おいしいものを食べに行っているようですが、ふだんは自炊、
たまのぜいたくな外食で、あわただしい日々にうるおいを与えているのですよ! 
それにここは1階がビストロふうのle Salon、2階がガストロノミックの
レストランと分かれていて、今回は1階でいただく割安のランチです。
場所は6区シェルシェミディから徒歩5分、ボンマルシェやエルメスの
新ブティックのそば。店内は明るくモダンで、気になるドレスコードも
ジーンズやショートパンツ以外なら大丈夫そう。
たぶん2階はぐっと違う雰囲気なのでしょうが、サービスも若い人が多くて気軽でした。
割安のランチメニューは、ワンプレート+別皿のデザート+グラスワイン1杯で
35ユーロというもの。この価格で2つ星シェフ(若き女性シェフであるエレーヌは
今年度のミシュランで星を一つ落としてしまいましたが、ロンドン店では星2つを獲得)
の料理を味わえるなんておトクすぎます !
プレートはスープやフォアグラ、ラヴィオリなど7種類くらいが少しづつ
美しく盛られた豪華版「お子様ランチ」。繊細で凝った味わいはさすがのおいしさです。
男性には量が少ないかなという気もしますが、いろいろ味見できて女性にはぴったり。
ワインもHaut Médocのかなりおいしいワインが出てきました。
パッサージュ53もそうですが、料理は日替わりのおまかせコース。
最初に苦手な食材だけ聞かれましたが、あとはワクワクと待つだけでらくちんです。
選ばなくていい、って気楽でいいんですよね。隣のテーブルを見て
「あっちにすれば良かった(涙)」なんて悔やむこともないし。
ぜひお友達同士でどうぞ !
Hélène Darroze le Salon
4, rue d’Assas 75006 Paris
Tél. 01 42 22 00 11 

2011年のおすすめレストラン

9区のアパルトマングランブルバードトレヴィーズの近くで、オープン当初から
気になっていたレストランPassage 53。カフェや雑多なブティックでにぎわう、
パッサージュ・パノラマの中にあります。
フランス、日本をはじめ、アメリカなどのプレスにも大々的にとり上げられ、
オープン間もないのにミシュランの星獲得! パリの料理評論家たちにも大好評です。
席は20席のみ。スペイン、フランスの星つきレストランにいたシェフが、
一品一品に目を光らせて、ていねいに作っているのが伝わります。
感動したのは前菜とメインの間に出たタマネギ。とろりと料理されたタマネギの層の間に
スペイン産イベリコ豚のチョリソーがミルフィーユのようにはさまっていて、
甘辛が絶妙にマッチ。お肉は最後に2品、他は魚介類がメインです。
シェフは日本人、キッチンにはそのほか日本人が3人、サービスにも3人いました。
予約も日本語でも大丈夫。昼55ユーロ、夜95ユーロの「シェフのおまかせメニュー」
のみなので、選ばなくていいので気楽です。
予約がなかなか入らないので、3週間前ぐらいから予約したほうがベター。
2011年が始まったばかりで「一番のおすすめレストラン」と書くのは大げさ? 
いえ、個人的には、あの「アトリエロブション」のお料理より感動は大きかったので。。
声を大にしておすすめするレストランです。
Passage 53
53 Passage des Panoramas 75002 Paris
Tel. 01 42 33 04 35
日、月曜休み、土曜は95ユーロのメニューのみ

          モダンで落ち着いた店内

          どこか懐石料理にも通じる美しさ

          量もそれほど多すぎず、ぴったり胃におさまります